2015年7月23日木曜日

ある女性起業家と出会って、感じたこと















一年以上前の話ですが、とある経営セミナーに出たときのこと。

そこにいたのはほとんどが男性でしたが、
歳は私より少し上で、お子さんが一人いる女性がいました。


年商とか年収とか、だいたい同じくらいかな~という印象。
心強いな、と思いました。
セミナー自体、滅多に出られない身なので、
そういう方に出会えたことが嬉しかったんです。



ただ、その方は気合の入り方が違いました。
3か月で年商を2.5倍にするという大化けを遂げたのです。


すごい!!と思いつつ
やりましたね!!!と喜びつつ





どこか「チッ」と思ってしまう自分も否めず。




何だか、いろいろ考えましたね。
私も、子供が一人だけならもっとパッパと動けるのに、とか。
あの事業は値上げがしやすくていいよな、とかとか。








振り返って考えてみると
一年前の自分をとっ捕まえて
おしりペンペンしてやりたい気持ちになります。
(肉厚なため、あまり痛くなさそうですが)





正直、書いていて恥ずかしくなります。
子供が一人だったら動けるのか?
在宅じゃなければもっと仕事ができるのか?
事業が違ったら?住む土地が違ったら?もっと変わっていたのか?





いえ、その年商、そのペース、その仕事量、
そしてその家庭環境、仕事環境、全て含めて私であり、
どこかの要素が変わったとしても私が私であることは変わらないのです。

いまはそう思うことができます。
その女性起業家のことも「やれやれー!もっといけー!」って思っています。
最近はお会いしませんが、きっともっとすごいことになっているでしょう。





人と自分を比較しちゃいけない、と、よく言われますよね。
なぜ、比較してはいけないのでしょう。
辛くなるだけだからでしょうか。
意味がないからでしょうか。


それももちろんあると思いますが、いちばんの理由は、
そこで成長が止まるからでしょう。




自分の物差しは自分だけにしか当てはまりません。
だから、他人の物差しで自分を測ってあーだこーだ言うと、
計測値を読み間違えてしまいます。
計測値を読み違えたままもっと成長することなんて、あり得ません。
取るべき栄養が何なのかもわからなくなるし、
目指すところがどこなのかも見えなくなります。


唯一比較していい対象は「自分」です。
昔の自分と比べて今はどうか。
昨日の自分と比べて今はどうか。



それなら、間違えずに計測することができますね。
そして自分を客観的に見ることもできます。
自分の特性も、改めて把握することができます。



ちょっと抽象的に書いてしまったので、この話はまたいずれ。






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