2015年7月17日金曜日

授乳とSkype

















マタニティハイ。

どう思いますか?
うざい?迷惑?やめてほしい?


私はですね、うーん、わからなくはないので何とも言えないというところです。

だって、絶対に平素な状態ではないのですから。


心だけはいつも通りでいてくれよ、なんて言われても、
「そうしたくてもできない」のが普通であり、
その「できない」の度合いが人それぞれになってしまうのも
当然のことだと思います。


だから、あまりいろいろ言えた身ではありません。
でも、経験をシェアするという意味では、

「自宅でビジネスをする際、マタニティハイには気をつけましょう」
ということはお伝えしておきたいと思います。



あなたがどのような業種のビジネスをしているかわかりませんが、
個人経営のビジネスの相手は、個人規模の会社だったりすることが多いです。

だから、いわゆる「大会社の社長」ではなく
「自分も起業家なんです」っていう、若い経営者と接することが多い。
30代とか40代とか。


そのため、今まさに我が家も子育て真っ最中なんですよ!
と、男性から声をかけていただくことも、結構な頻度であります。


そういう方は、こちらが子育てをしながらビジネスをしていることについて
とても寛大になってくれるし、気を遣ってくれます。



でも、寛大になる、気を遣うのは、
あくまで相手の方がその方の度量で決めてやっていることなのですから、
あなたは「じゃあ甘えちゃいまーす」はダメです。


ビジネスですから。

「お気遣いありがとうございます。
 でもバリバリ働き盛りの男性と同じようにお取り扱いください」
と応えなくてはなりません。


実際の、仕事量やスピードのコントロールは
「お言葉に甘えて」ではなく「交渉して」行ってください。





この辺の気持ちの持ち方一つが、経営状況に大きく関わりますからね。






でも、やはり出産が身近な人同士の会話ですから、





「お子さんどうですか?」
「大変でしょう」



なんて言っていただけることもしばしばです。

マタニティハイのエサになりそうな言葉ですよね。
つい、気が緩んでしまいます。





私の仕事は、Skypeでインタビューしたものを原稿にまとめる作業が多くあります。

Skypeと言うのは電話のようなもので、自宅にいながら商談ができる便利なツールです。
映像をオンにしなければ、顔も見えません。



でも仕事の話はバリバリできる。


ある日、とある男性経営者の方と
Skypeでバリバリとマーケティングのお話をしていた時のこと。

「そういえば静かですね。Skypeやってて大丈夫なんですか?双子ちゃんは?」

って、やさしいお言葉をいただきました。


こういう時は、一言「大丈夫です、ありがとうございます」って言えばOK。













「大丈夫です、いま授乳しながら喋ってますから」








と私は答えてしまいましたが、絶対に真似しないでください。




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