2015年8月17日月曜日

仕事が忙しくて教育熱心になれないお母さんへ











明けても暮れても夏休みですね。
旅行に行ったりキャンプに行ったり、家でゆっくりしたり
いろんな過ごし方をされていることと思います。


昔は、「長期休みなんてどう過ごそうと私の勝手」と思っていましたが
子どもが産まれてからは、そうも言っていられなくなりましたね。


この機に、この子にいろんな経験をさせるべきではないか?
いろんなものを見せて、いろんなところに連れて行くべきではないか?

などと思ったりします。


夏休みに限った話ではありません。
普段から「ちょっと教育熱心っぽいお母さん」の話を聞くと
どこか焦ったりしませんか?


うちは、毎日どろんこ遊びさせてるの

とか

うちはテレビがないの

とか

通ってる幼稚園はキャラクターもの禁止なの

とか

おやつは手作りしてるの
毎日朝晩お散歩してるの
本は一日3冊必ず読むの


はぁぁ〜〜、そうかぁ  って思いますよね。

なんか、子どもに良さそうなことしてる。
それに比べてうちは…


子育てしながら事業をしているお母さんですから、
そんなに、すべて思った通りの育児をできているわけではないでしょう。
「ホントはこういう経験をさせたいのに時間がない」
「ホントはこういうものに触れさせたいのに気持ちの余裕がない」
これが現状だと思います。


こんなことで悩む気持ち、本当によくわかります。
私もそうでしたから。
仕事を優先して子どものためになることをしてあげられていない
ダメな母親なんじゃないかななどと考えたこともあります。



でもね、きっと違うんです。



カモにされてますよ


まず、ややシニカルな視点から。

世の中の、あなたが思っている以上に多くの事柄がビジネス由来だと思ってください。
「子どもにどろんこ遊びさせた方がいい」
「キャラクターものは与えないでテレビも見せない方がいい」
こういう概念も、私は「売り物」だと思うようになりました。

だって、子育てで悩むお母さんなんて、
言っちゃ悪いけどものすごくいいカモになりますからね。
そんなお母さんの心に響くコピーを考えることなんて、朝飯前ですよ。

搾取されているとまでは言いませんが、ターゲットにはされているはずです。



そもそも正解がない


しかしもちろん、どろんこ遊びとか本を3冊とかも、外れではない。
だからといって、それをしてあげられていないあなたは、自分のことを責める必要もないのです。


私は、子育て・子供教育はまさにいまやっている最中なので、アレコレ言える立場ではありませんが、
子育て・子供教育「事業」について、そしてそれに群がるお母さんについては思うことが「ありました」。

今はありません。

なくなった過程を説明すると長くなるため省きますが、
要するに
他者否定は自己否定につながるし、自己否定は子供否定につながる
んじゃないかなと思うようになったからです。


えー、あんなことさせて意味あるの?
えー、こういうことをさせてあげないとダメじゃない?

という目を持っている限り、その目はぐるっと回って自分のところに戻ってくる。

疲れるだけなんですよね。

別に子育てって正解はないと思います。
とても俗っぽい例えですが、「キャラもの禁止!毎日どろんこ!」で育った子供はみんな東大に入るのか?そしてそもそも東大に入るのは本当に是なのか?そもそもいい大人の定義は?

などと、結局答えのないところにしか行きつかないですからね。





でも、子育ての方法に一つだけ正解があるとすれば
それは「お母さんが自分の人生に満足していること」
何じゃないかと思う。



すごく長くなってしまったので、またいずれ。







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