2015年8月10日月曜日

話し手ではなく聞き手になることを心がける

先日大量に送ったDMのうち、数通が「受取拒否」で戻ってきました。
拒絶反応はある程度は仕方ないものです。
あまりに嫌われたら、ちょっと内容を考えなければなりませんが…


そのうち1枚には「くそばか!」って書いてありました。


ビジネスの規模を大きくしていくと、
知らない人に接する機会も増えますし、
今までのように「良いお客さん」「理解のあるお客さん」だけではなくなってきます。

一から説明しなきゃいけない人

こちらの思うとおりに動いてくれない人

通常のスケジューリングになかなか乗ってくれない人


まぁ、しょうがないですよ。
最初に歩調を合わせる期間が入るのは、仕方ないことです。


しかし、その人がもしずーっとそうなら、
よっぽどあなたとは相性が悪いか、あなたの説明が悪いか
完全になめられているかどれかです。
これはもう、気合を入れて解決しなきゃいけません。



原因がどれであっても、解決方法は一つですので
「どうしてあのお客さんは、こっちの思うとおりにならないんだろう」
なんて悩まないで、この方法を試してみてください。


先に、間違った方法から言っちゃいますね。
「サービスを一から説明する」
これはやっちゃいけません。
というか、やっても意味がありません。


逆に、相手がこのサービスを利用してどうなりたいのか?
つまり「何のつもりでうちに申し込んでるんだよ?」というところを
できるだけ具体的にヒアリングしてみてください。

メールでも電話でもいいです。


















これは、女性経営者の、ある意味弱点なのではないかと思うのですが、
一所懸命説明すればわかってもらえると思っていませんか?

うちのサービスはこうなんです。
うちのサービスはこれはできないんです。
うちのサービスは、皆様こういうふうにやっているんです。

うちのサービスはうちのサービスは…



いくら口を酸っぱくして説明しても、そもそも現段階では相性の悪い相手なのですから
全然伝わりませんし、逆にこじれるかもしれません。

そうではなく、相手がどんな風に感じているかを
相手の言葉で、まず説明してもらってください。



例えば私はニュースレターサービスをやっているのですが、
「テンプレート」というのか、「ひな形」というのか、「たたき台」というのか
その先生によっていい方は変わります。
「ひな形」という先生に対して「弊社のテンプレートは…」
と説明してしまった時点で、その説明は耳に入らないでしょう。


理解してもらうには、まずは相手の言葉のピックアップが必要です。
なーんだそんなこと!と思うかもしれませんが、
私はこれが上手にできる女性経営者ってほとんど知りません。
皆さん、自分の好きなことを、好きなよ~におっしゃっています。



プロと認められるためには、相手のことを理解すること、
そして「理解しているんですよ」ということが相手に確実に伝わることが大事です。
そうすればなめられることもないし、サービスの提供もスムーズになります。








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